抜け毛 あなたのヘアーケアーだいじょうぶ?

「抜け毛」ってどういう現象?

「髪は女の命」という言葉がありますが、近頃は男だって同じ。
近頃では年齢、性別問わず、抜け毛に悩む方も増えているようです。
抜け毛がどんどん進んでいけばどうなるか・・・ 他人事に思えないのは私だけでしょうか?
抜け毛ってどうして起きるのか? どうやって防いだらいいのか? 今回は抜け毛に悩む方必見の情報をお届けします。

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「抜け毛」の定義

抜け毛と脱毛

人種というか毛の色によっても違いますが、日本人であればだいたい10万本の髪の毛があると言われています。(ちなみにブロンドの人は14万本ほど。ちょっとうらやましいです。) そのうち50〜100本の髪の毛が毎日抜けているのですが、これはまったく健康な状態。毛根が元気なら、3年〜6年で抜け落ちた髪もまた生え変わると言われています。髪の毛は、そうして抜け毛と発毛を繰り返しながら、一定の本数を保っているのです。つまり3年〜6年の間、髪の毛は伸び続け、やがて成長が止まり、自然に抜け落ちる。それが正常な抜け毛というわけです。ところが、5年前後は伸び続けるはずの髪の毛が、なんらかの理由で途中で抜け落ちることがあります。これが異常な抜け毛、すなわち「脱毛」と呼ばれる現象です。

どうして「抜け毛」が起きるのか?

抜け毛はどうして起きるの?

 

発毛のメカニズム

生えるといっても、髪の毛は草や木とはその内容がまったく違います。
簡単に言えば、髪の毛は頭皮にある毛母細胞から分泌されるタンパク質(システインとメチオニンというアミノ酸の一種)が糸のように繋がったもので、もともとは細胞だったものの、髪の毛自体は“生きて”はいません。(簡単に言えば死んでいる)
当たり前ですが、髪の毛は頭皮に生えます。 髪の毛の一番根っこに当たるのは「毛乳頭」で、毛乳頭が毛母細胞に栄養を与え、分裂と増殖を繰り返したあげく、毛球からあふれた毛母細胞が毛根から伸び続け毛幹から飛び出しさらに伸び続ける、これが発毛と呼ばれる現象です。 髪の毛自体の健康も大切ですが、大切なことは毛母細胞がきちんと作られているかどうか。
つまり、頭皮そのものが健康であるかどうかが一番肝心なことなのです。

抜け毛の原因、それは弱った毛根

抜け毛が進むと脱毛にいたります。大きく分けると脱毛には、「症候性脱毛」「結髪性脱毛」「円形脱毛」「若年性脱毛」。
このうち若年性脱毛、つまり毛母細胞がきちんと働かず、5年前後といわれる寿命をまっとうすることなく、髪の毛が抜け落ちてしまう現象に悩む人が増えています。 近頃では女性の中にも若年性脱毛に悩む人がずいぶんと増えているとか。 いずれにしても共通しているのは、毛根が正常な人に比べ小さくて弱々しく、髪の毛が頭皮に根を張っていません。
ですから、細く柔らかいうちに、ちょっとした力で簡単に抜け落ちてしまいます。

遺伝的な抜け毛

最近の研究によると、髪の毛の特質は母親の遺伝子により決まるとのことです。
抜け毛そのものが遺伝するわけではなくて、抜け毛しやすい体質を受け継ぐということでしょう。 そうなると私はちょっとあぶないかもしれません・・・それはさておき、髪の毛や体毛の発育はテストステロンという男性ホルモンに大きく影響されるということが知られています。 睾丸でつくられたテストステロンが、皮脂腺内で発毛促進(抑制)物質に変化し、ヒゲや胸毛など、体毛の発育を促す一方、頭髪の毛母細胞に対しては発育を抑制、つまり抜け毛を促進するというものです。遺伝的に男性ホルモンの分泌量が多いほど抜け毛も多いということなのでしょうが、それならば育ち盛りの男性はみな抜け毛だらけ(つまり脱毛)ではないかと思うのですが、どうなんでしょうか?

精神的な抜け毛

ストレスなどにより精神的な安定が崩れると、髪が抜け落ちたり、白髪になったりすることがあります。
実際に私の身の回りにもこういう人がいます。
ストレスが良くないのは髪の毛に限ったことではありませんが、どういうわけか抜け毛にも大きな影響を与えると言われています。ストレスにより引き起こされた代謝異常、特に筋肉の収縮による血流異常が直接の原因という説もありますが、はっきりした因果関係は解明されていません。
いずれにしてもストレスは万病のもと。 近頃は女性にも多いと言われる円形脱毛症も、一番の原因はストレスと言われています。

食生活などによる抜け毛

抜け毛には正しい食生活!つまり髪の毛に優しい食べ物を摂らず、抜け毛を促進するような生活を送っているということです。
言うまでもなく髪の毛はタンパク質です。しかし、タンパク質をたくさん摂取したからといって、それが毛母細胞になれなければ何の意味もありません。タンパク質と、タンパク質を運ぶための燃料(糖分)、そしてその代謝を助けるオイル(補酵素ビタミン、ミネラルなど)も必要ということです。
結局は毎日きちんとバランスよく食べること。身体全体の健康がすなわち髪の毛の健康というわけです。もちろん、食事抜きっていうのは論外です

アルコールも適量なら血行を促進し、毛母細胞を活性化する効果も期待できますが、何事も過ぎたるは及ばざるが如しで、過度の飲酒は身体のタンパク質製造パワーを妨げてしまいます。
抜け毛に限ったことではありませんが、飲みすぎには十分注意してください。
また、タバコのニコチンには血管の収縮作用があると言われています。毛根に集まる微細な血管に悪影響を及ぼさないとも限りません。というより、タバコの害については今さら言うまでもないことでしょうね。

その他の原因による抜け毛

毛母細胞は毎日休むことなく、活発に分裂増殖を繰り返しています。
ストレスが影響を与えるほどですから、当然病気や薬物投与による影響(副作用)にも敏感です。
また、ヘルメットや帽子など、頭皮を押さえつけたり蒸れやすくするようなものは、長時間の着用で過剰な皮脂の分泌を促し、汚れとして頭皮に付着することで毛根の血流を妨げて抜け毛につながると言われています。皮膚常在菌や酸化により角栓化した汚れが毛穴をふさぎ、毛根の固着力低下を招く、つまり土台が弱くなってしまうのですから、抜け毛が発生しやすくなるのも当然。
せっかく生えてきた新しい髪の毛もブラッシングするだけで簡単に抜け落ちやすくなってしまいます。
また、髪の毛の外皮(キューティクル)は紫外線によってダメージを受けやすく、髪を長時間太陽に晒したりすることも、抜け毛の原因の一つと言われています。

 

「抜け毛」はこうやって防ごう!


抜け毛のしくみは分かりましたが、それではどうやったら抜け毛を防げるか?またどんな食べ物が抜け毛や増毛に効くのか?
お酒やタバコはどうなのか?毎日シャンプーした方がいいんだろうか?ヘルメットや帽子をかぶりっぱなしにするのは良くない?
そんな疑問にお答えする「抜け毛」対策編、スタートです!

抜け毛対策は生活習慣の改善から

一番の抜け毛対策・・・それは抜け毛を気にしないこと?

誰だって好きで抜け毛や脱毛になるわけじゃありません。確かに遺伝も大きな原因ですが、男性ホルモンのバランス、ストレス、そして食生活など、さまざまな要因が複雑に絡み合ってるのが「抜け毛」です。仕方がないと諦めていたら、ますます抜け毛・薄毛が進行しかねません。そこであなたのヘアーケアーを再チェック!シャンプー・ブラッシングから食生活、ストレス解消まで、髪の毛に優しい生活にトライしてみませんか?髪の毛はとてもデリケート。髪の毛に良いことは必然的に身体にもいいし、おまけにメンタルヘルスにも有効。ここはひとつできるだけやってみたいところ。それでも進行してしまう抜け毛だったら、ぜひプロに相談してみてください。育毛、増毛の技術は昔とは比べものにならないほど進歩しています。だから気にしないで!一人で悩むことなんかありませんよ!

抜け毛を防ぐポイント

抜け毛を防ぐポイント

 

清潔な頭皮で抜け毛を防ぐ

基本は洗髪(シャンプー)とマッサージ。

シャンプーイメージ皮脂や空気中のゴミ、ほこりが付いた頭皮を放っておくと、汚れが毛穴をふさぎ毛根の固着力低下を招いた上、発毛そのものの障害となります。また頭皮の皮膚呼吸も妨げますので百害あって一利なし。
洗髪はできれば毎日行いましょう。
また、シャンプーの種類や質も考えなくていけません。天然成分100%のシャンプーは、ちょっと割高ですがおすすめです。ただしゴシゴシ洗うのは禁物。地肌を痛めないよう、やさしく洗髪して、あとは十分にすすいでください。洗髪したら抜け毛が気になる人もいるでしょうが、一日100本程度の抜け毛はまったく問題ありません。シャンプーはマッサージ効果が高く、頭皮の血行を促進してくれます。
でも、だからといってやり過ぎはいけません。
毎日のように朝晩シャンプーする人を見かけますが、洗髪のし過ぎは頭皮を痛めがちです。

規則正しい生活で抜け毛を防ぐ

睡眠を十分にとって、朝昼晩のご飯をきちんととった規則正しい生活を送ること。
当たり前のことですが身体は細胞の集まり。細胞が活発に働けば働くほど休養が必要になります。
それは毛母細胞にとっても同じこと。生活のリズムが崩れるとストレスもたまりやすくなります。
抜け毛対策に限らず、限規則正しくてリズムのある生活は健康な暮らしの基本です。

食生活で抜け毛を防ぐ

髪の毛を作る食べ物

髪の毛の“原材料”タンパク質(ケラチン)にはアミノ酸が絶対に不可欠。
いくら道具や調味料が揃っても、小麦粉がなければパンは作れないのと同じです。
アミノ酸は肉、魚、卵、大豆、牛乳などのタンパク質に多く含まれています。
これらを毎日バランス良く摂ることがポイントです。
コレステロールが気になる人は、魚類(青身の魚)や大豆・大豆製品などを多めにとるようにしましょう。

 

 

髪の毛の成長を促す食べ物

甲状腺の働きをよくして髪の発育を促すヨードを合んだ食品 。
昆布やワカメ、ひじきなどの海藻には、甲状腺を活性化させ育毛を促すヨードが含まれています。
肉や魚、大豆や牛乳などと一緒に食べるといっそう効果がありますよ。

 

 

毛母細胞の血行促進に役立つ食べ物

EPAたっぷり!マグロビタミンE、A、Pには血行を促進する効果があります。

ビタミンAは、カボチャ、二ンジン、ホウレンソウ、コマツナなど、緑黄色野莱に多く含まれます。

ビタミンEは、ごま、小麦胚芽油、ナッツ類、玄米、胚芽米、紅花油などに。

ビタミンPは、レモン、オレンジなどの柑橘類、ソバ粉、さくらんぼ、杏などに。

ビタミンB群は頭皮の新陳代謝を改善します。

豚肉(赤身)、レバ−、マグロ、小麦胚芽、玄米、小麦胚芽などに。

EPA(エイコサペンタエン酸)は血管をしなやかにする効果があります。サンマ、イワシ、サバ、マグロなどに多く含まれていますが、近頃は新たな供給源として昔懐かしい魚肉ソーセージが脚光を浴びています。 低カロリー、低脂肪。特にEPAとDHA(ドコヘキサエン酸)をたっぷりと含んだ「マルハのリサーラソーセージ」は厚生労働省の「特定保健用食品」にも認可。
髪の毛の発育と健康にも要注目の食品です。

 

 

髪の毛を丈夫にする食べ物

コラーゲンを多く含む食品は、艶や張りのある丈夫な髪の毛を作ります。
納豆、長イモ、ヤマイモ、レンコンなど、ぬめりのある食品に多く含まれています。

 

ストレス発散で抜け毛を防ぐ

現代人はどうしてもストレスがたまりがち。
過度のストレスは身体全体の血行に悪影響を及ぼします。当然頭皮にも良いわけがありません。
抜け毛の大きな原因として十分考えられます。 あなたなりの発散方法を見つけ、ストレスを解消するようにしてください。
とはいえ、解消法が見つからないからストレスがたまるわけです。
ある調査によると男性と女性の代表的なストレス発散方法は、男性は“寝る”、女性は“おしゃべり”だそうです。
誰かと話をする、寝る、美味しいものを食べる、趣味に没頭する身体を動かす、ショッピングをする。
面白いことに、男性は一人で、女性は仲間でストレスを発散する傾向があるとのこと。
いずれにしても、好きなことに没頭して、心身にリセットをかけることがポイントのようですね。

 

飲みすぎに注意して抜け毛を防ぐ

飲み過ぎ注意調べてみて意外だったのがアルコールの飲みすぎ。
血行促進になるから大丈夫だろうと思っていたのですが、それは適量の場合のこと。
アルコールの摂りすぎは体内のタンパク質作りを阻害してしまいます。
当然、髪の毛の成長の妨げになるわけで、結果として抜け毛の原因につながってしまうのです。
やっぱり飲みすぎるとロクなことになりません。

 

禁煙で抜け毛を防ぐ

タバコに含まれるニコチンが頭皮の血管を収縮させ血行が悪化。毛母細胞に十分な栄養が行き届かず、これもまた抜け毛の原因となります。さらに、一酸化炭素がヘモグロビンと結びつき、常に血中酸素が足りない(つまり酸欠)状態を招きます。抜け毛を促すと同時に育毛にも悪影響を及ぼすわけですから、タバコを吸う方はこの機会にぜひ禁煙を検討してみてはいかがでしょうか。私もぜひ検討させていただきます。

 

マッサージで抜け毛を防ぐ

洗髪(シャンプー)のところでも書きましたが、頭皮の血行促進は効果的な抜け毛予防方法です。“適度”のマッサージを欠かさず行ってください。ただしこれもやり過ぎは禁物。地肌を痛めないよう、やさしくやさしくマッサージをしてください。上手なブラッシングもマッサージ効果があります。

 

それでも抜け毛が防げない人は

抜け毛が止まらない時は

 

どうしてもだめならヘアークリニック、そして最後の手段−「増毛」

抜け毛対策で一番大切なポイントは頭皮を清潔に保つこと。
次に毛根に十分な栄養、それに「休養と適度な刺激」を与えること。
でも、いろいろ試したけれどどうしてもうまくいかない方は、皮膚科や専門のクリニックなどに相談することをおすすめします。
近頃は美容皮膚科、あるいはヘアークリニックなど髪の専門医も増えています。
普段の手入れに関することなら育毛サロン、エステサロンに相談するのも良い方法です。
髪は女の命、などというのは昔の話。近頃は男の命でもある・・・
でも、いろいろ手を尽くしても抜け毛をとめられないことだってあるでしょう。そういう時は、思い切って“増毛”という手もあります。
この際一人で悩んでいないで、できるだけ多くのアドバイスを受けてみることをぜひおすすめします。
もしかすると、そうやってポジティブに生きることが一番の抜け毛予防なのかも知れませんね。

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