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イセエビ |
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| 曲がった腰や長い髭が武士や老人の様に見えることから縁起物や長寿のシンボルとされています。 |
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■イセエビについて
イセエビは寒さに弱く、年末には需要が高くなり、手に入りにくくなります。大型で高級食材として扱われ、赤っぽい色で、小さな棘に覆われた身体で触覚も脚もがっしりとしていて長い。泳ぐことはなく、5脚の脚を使って歩行します。大きなものでは30cm〜50cmくらい。1kg〜2kgになるものもいます。
英語でロブスターと呼ばれることもありますが、ロブスターは大型の歩行するエビの総称です。
雄と雌の見分け方は、頭から見て5番目の脚の先端がはさみの様に分かれているのが雌で、分かれていないのが雄です。
茨城県から太平洋側南部、長崎県から東シナ海沿岸南部、韓国、台湾に生息しています。
和歌山県や三重県、千葉県が漁獲高を競っています。
産卵期、雌が卵をかかえこんで外的から卵を守ります。1ヶ月〜1ヶ月半で孵化します。孵化したばかりの小さいエビは、親とは違う姿をしており、約30回も脱皮を繰り返して、2〜3年で親と同じ姿(約13〜15cm)になります。
エサは小型の貝やウニ、カニで、殻までバリバリと食べる口を持っています。天敵はタコです。タコはイセエビが大好物で、岩の下などに隠れていても、吸盤で引きずり出されてしまいます。他に、沿岸性のサメや、イシダイ、人間などがいます。 |
■イセエビの漁法
イセエビの漁法には刺し網漁や潜水漁、たこ脅し漁があります。
潜水漁は海女さんが海に潜り込み、イセエビを素手で捕まえるという方法。
たこ脅し漁は竿の先にイセエビの天敵であるマダコを刺して、イセエビが驚いて飛び出したところを網で獲る方法。
刺し網漁は魚群探知機などを使い、底の形状を見て潮の流れを考え網を入れるため、長年の経験と最新の技術がものをいいます。
イセエビは夜行性で光を嫌い、昼間は岩や石の下、防波堤やテトラポットの隙間に隠れていますが、夕方に網を仕掛け、夜の間にエビが這い出て来たところを海底に張った網で翌朝引き上げます。網に絡まっていたり、尻尾が刺さったりしています。
月夜の明るい日はほとんど網にかからないので避けます。
イセエビは産卵期を考慮した禁猟期間(一般に4月〜10月)があり、各漁協ごとに更に厳しい取り決めがなされ、イセエビ資源保護が行われています。養殖の研究も行われていますが、死亡率が高く、まだ大量生産の技術は確立されていません。禁猟期間の後のイセエビ漁は集中します。その後減少し、春頃に増加します。イセエビは漁師さんの大切な収入源であり、一人当たりの網の数や網目の寸法が決まっており、伊勢エビを獲り過ぎない様、又、小さい伊勢エビを獲らない様、工夫がされています。網から伊勢エビを取るときは、食用エビに比べて姿形を評価されるため、触角や脚などが外れないように気をつけます。刺し網には、エイなどの魚が引っかかっていることもあります。水揚げの時に死んでしまったり、脚が取れたもの等は、漁業関係者の自宅で消費されます。
弱ったエビなどがいないか見極めてから出荷し、すぐに網の修理に入ります。
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